考えという雲 感覚という風
それは、ただやってくる。雲のように、風のように。
あなたが雲を追わなければ
あなたが風を感じなければ
あなたの日常に雲と風が足を踏み入れることはできない。
それは、ただやってくる。雲のように、風のように。
あなたは雲が雨をふらせたとき
その雲を消そうとするだろうか
風が吹き荒れるとき
その風をとめようとするだろうか
それらはときに、わたしたちにとって都合の良いものでないときもあるが
あなたが部屋に入れば、その影響は全く受けることがない。
しかし雲も風もあなたのまわりにはないが、あなたの世界には存在している。
それは、ただやってくる。雲のように。風のように。
では雲はどこからやってきたのか、風がどこからうまれたのか。
その問いが、雲と風から私を自由にしてくれる。