こころのおと

日々の気づいたことを綴るブログ。

クリエイティブなスキル

今日だったか昨日だったか、音楽の方で食べていこうと頑張ってる友人が、周りから食っていけないとかちゃんとした仕事につけと言われたとSNSに投稿していた。


僕はその友人のことを応援しているのだけれど、芸術や文化を仕事として志す人に対して、それじゃ食っていけないとか言う人達がのいうこともわかる。


だけど、いわゆるミュージシャンとか、芸術家とか、自分のインスピレーションが湧き出る人達にとっては、『生きること=食べていくこと』ではないんだと思う。


それを表現しないことは、常に空腹で満たされないような感じなのかもしれない。


起きて食って寝て+湧き出るものを表現していく生き方。


そんな生き方も僕はアリだと思う。


で、そんなことを考えていたら、SNSをみてたら『代わりのきかない人材になれ』…みたいなブログの記事が流れてきた。


それ読んで思ったんだけど、鍛錬で仕事のスキルを高めてそういう人材になる人もいれば、個人の創造性を表現して、そういう存在になる人もいる。


それはどちらも代わりのきかない存在だけど、方向性が全然違うように思う。


スキルは訓練や経験を積むことで身に付くけど、創造性は逆だ。


いかに純粋に沸き上がってくるものを表現できるかだと思う。


それは個性を通して表現されるものだけど、個性がもつ理性がそれを邪魔すると、その創造性は形を変えていく。


それを邪魔せずに表現するスキルを創造的なスキルというのかもしれないな。


ではまた!


パウル・クレー『パルナッソス山へ』
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