こみ上げる衝動
怒りや悲しみの衝動がこみ上げてきたとき、無自覚にその衝動にしたがっていたら、それは感情の奴隷だ。
それに付き従うのではなく、そのこみ上げてきた感情を感じている自分自身のことを自覚できたなら、結果的に怒っても怒らなくても、それは奴隷ではない。
それはあなたが選択した結果だからだ。
そして、なにであれ抑圧していたものは吹き出す。
一度破裂した水道管の水を抑えようとしても、そう簡単に抑えられるものではない。
それはもう吹き出してしまった。
その吹き出している感情を抑えることは、応急処置でしかない。
ではどうするのか。
その感情が吹き出している私を正さず拒否せず、共にいることだ。