悪いところがなかったら素晴らしい?
最近よく思うことは、悪いものをなくしていけば、良くなるのかっていうこと。
この前、本業の指導で学生さん向けに講習をしたときに、とある生徒さんに
『先生、私どこか問題ありませんでしたか?』
と聞かれて、びっくりした覚えがある。
特に最近の若い子はそう感じることは多いけど、自分にもそういう傾向はあるなぁと思いながら、いろいろと考察していました。
たしかに悪いものをなくしていけば、勉強でも人生でも、ある種クオリティみたいなものは上がると思うんだけど、あるところで頭打ちになってしまうと思うんだよね。
特に悪い部分って目立つし分かりやすいから、それを改善していくのはやり易いし、取っつきやすいから、問題を解決してよくなっていくっていうのは、ある意味では簡単なことのなのかもしれない。
でもそれが悪いと思うわけではなくて、そういう観点しかないと、問題が一つ解決してもまた新たな問題を見つけてしまって、その作業が延々と終わらないように感じる。
自分が問題をすぐに見つけるセンサーみたいになってしまうんじゃないかなぁと。
ずっとそうやっていくことって、仮に結果や人生がどんどん良くなってたとしても、幸せなことなのかなぁと思ったのでこんなこと書いてみました。
ではまた!