こころのおと

日々の気づいたことを綴るブログ。

期待と疑い

期待も疑いも、かたちも違うし自分で観れるまでは隠れてるから見落としてしまいがちだけど、全てなにかを望む心の動きなんだなぁ。それはなにかが欲しいっていう考えのもとに動いていて、純粋に沸いてくる欲求とはちょっと違う。わかっているけど、しばらく…

ただ、やること。

できるって信じることも、こうやったら上手くいくって考えることも、コントロールしてなんとかしようとすることも、結局はなにかの考えに頼ることで、大切なのはそういう考えに依らずに、ただ、それをやることなんだと思う。なにかにこだわりがあるうちは、…

答え

答えを作っちゃうと、答えに向かっちゃうんだよね。でもそれは現時点で自分が答えだと思ってるだけのもので、ただ『道』を狭くするだけかもしれない。

快感と喜びのちがい

なんだか今日は長文が書きたくなったので、久しぶりにブログのほうに文章を載せてみます。 最近思うことは、快感とよろこびの違いについて。 二つとも大体同じような意味で使われるかもしれませんが、僕は全く違うものだと思っています。全く違う現象とでも…

解決しようとすること

解決しようとすることとは、自分の知ってることを動員して、それをなんとかしようとすることであって、そもそも解決したいことが、自分のすでに知っている知識や経験などの既知のもので解決出来るのか出来ないのか、見極めることは大事なことだと思う。 解決…

ポーカー×生きること

僕らは人生を設計してコントロールしようとするのが普通だけど、植物はどんな状況になっても天気を選べないように、僕らも実際には起こってくるものをコントロールすることはできない。 最近思うようになったことは、人生はポーカーに少し似ているということ…

とある日に瞑想について思ったこと

最近瞑想をよくやってて思うことは、瞑想しようとすることや、うかんでくる考えに対応すること、なにか特定の状態になろうとか、なんらかの結果を求めることも、すべて心の動きであって、お風呂になにも持っていかないように、ただなにもないそこにつかれれ…

考えることで答えが出るわけじゃない

人は考えることで答えが出ると思いがちだけど、よく考察してみると考えるという行為が答えをもたらすというよりも、もっと大元の言語になる前の部分があるからこそ、それを思考として認知することができる。 だから一生懸命考えてる時より、そこから抜け出た…

心に響く言葉

どんな言葉だろうと、真をついた言葉は、心に響く。 他人から借りた言葉は、一字一句同じでも響かない。 たぶん、言葉で大切なのは言葉それ自身ではない。 だから、いつも誠実な言葉遣いでいようと思う。

理解の呼び水

知識は理解の呼び水。 理解を得るために知識をやみくもに取り入れても、理解を生むどころか蓋をしてしまうことも多い。 人の心がよくわかる人達は、その人の理解を引き出すものを、言語や知識という形にして差し出してくれる。 その理解という水が、どうやっ…

自分と向き合うこと

自分と向き合うことって、ダメな自分を倒したり、なくすこととは違う。 その自分を変えようとしたり、乗り越えたりするのともちょっと違う。 そのままの自分を知ること。とても精妙だけど、とても大切なことのように思う。

人生の頂で輝いてる人

人生の頂で輝いてる人、谷底でもがいたことのある人、どちらも素晴らしい経験だけど、どちらも知っている人は、意外と普通に過ごしていたりする。 そういう人は頂も目指してないし、谷から逃れようともしてないけど、必要なことを、ただやってる。人生の頂か…

思考体系

僕らは思考系体が考えたことに対して、思考系体が反応をして、思考系体が対応策を持ってくるっていうのを繰り返してる。 まるでそれはメビウスの輪。 どこまで動きを進めても、その輪からでることはできない。 その考えの輪から出てはじめて、その輪の外のこ…

優越感

人よりも優れていたいとか、優れていなければとか、そういう気持ちがベースにありながら努力してもっと良くなろう、人よりも優れていようとするのは苦しい。 優越感は他人と比較して自分が感じる一瞬の快楽だけど、本当の優越は自分の優れるとか劣ってるとか…

悪いところがなかったら素晴らしい?

最近よく思うことは、悪いものをなくしていけば、良くなるのかっていうこと。 この前、本業の指導で学生さん向けに講習をしたときに、とある生徒さんに 『先生、私どこか問題ありませんでしたか?』 と聞かれて、びっくりした覚えがある。 特に最近の若い子…

気楽にね

なにか困ったことがあったときに、あんまり難しく考えすぎるのはよくないね。 考えすぎると、自分で自分の作った考えの檻に入っていく…でもその檻から出るのに必要なのは考えることじゃない。 まずはその檻の外にでること。 たまにはリラックスして気楽にや…

考えることの稼働率

心理的に忙しい人は、常に思考している。 ある考えが浮かぶと思考し、その浮かんだ考えについてまた考え、常に考えることの稼働率が高くて、空き容量が少ない。 インターネットブラウザで、ひたすら新しいタブを開き続けると、動きが重くなるのと似てる。 も…

疲労感と心

疲れてくると結構汚い言葉が浮かんでくるんだけど、昔はそれを押し込めてた。 そんなこと考えちゃいけないって。でもそれはたしかにあるもの。 出てこようとしているものを、違う形にしようとするのは、パワーがいる。 抑圧は、葛藤を生む。その言葉が出てき…

動じない心

何事にも動じない心を得ようとして、絶対的に安心できるなにかを求めていた。 でもその心は、そんな絶対的な何かにすがる必要もない心のことなのかもしれない。 なにかにすがりたい自分自身は、一体どんな自分なんだろう。 そのことを考察すると、おのずと見…

大丈夫とか、大丈夫じゃないとか。

本当に肚が据わった人や、自分の人生を生ききってる人は、大丈夫とか不安とかいう概念がないように思う。 大丈夫という状況も、大丈夫じゃないという状況も、その人逹にはあまり関係がない。 生きることに対して筋が通ってる。そしてその姿はカッコいい。 達…

99%よりも大事な1%

人は自分のことで見たくない部分があると、本当に巧妙に見ないようにする。 それは人と話してるときに思うこともあるけど、自分のことを省みて思うことがよくある。 よっぽどそこを見られると都合が悪いと考えてるようで、何重にもセキュリティーかけて、そ…

わかること、わからないこと

一流のアスリートが、その体感覚を僕に話してくれたとしても、きっと僕は想像という思考の中でしか理解できない。 自分の知覚の外の領域は、それを経験しないと、共有することは出来ないから。 想像は想像にすぎない。 いつも理解は経験を通して起こる。 だ…

苦しみを抱えてる人は…

精神的な苦しみを抱えてる人は幸いだ、と今なら心から思える。人は問題を抱えない限り、なんとかしようとしないから。たとえ迷ったとしても、盲信せず、誠実に、ひたすら自分と向き合えた人は、どんどん変わっていくし、その苦しみが終わったとき、人知れず…

自分と向き合うこと

自分と向き合うことって、ダメな自分を倒したり、なくすこととは違う。 その自分を変えようとしたり、乗り越えたりするのともちょっと違う。 そのままの自分を知ること。 そのままの自分とは何か、考えることではなく、知ること。 とても精妙だけど、とても…

考えることと、結果

頭で考えることは必ずしも賢い結果を生むとは限らない。 心で素直にそうだと思ったことはスッて理解できるし、頭で考えた理屈をすべて飛び越える力を持っている。 どんなことでも本当のことっていうのは、自然と分かるようになってるんだよね。 でもそれすら…

満足について考えてみた。

先日、友人とごはんを食べながら同年代の出世の話をしていた。以前は自分も偉くなりたいとか誰もが羨む境遇を目指してた時期があるけど、いまはあんまりそういう風には思わなくなった。そういう立場になってと言われればやるけれども、自分から進んで出世と…

飛躍への扉

逆境や葛藤や混乱は飛躍への直通の扉だ。ただ、その扉には困難という鍵がかかってるが、飛躍するためにはその扉を自分の手で開けなければいけない。その扉をあけるために必要な鍵は、物事に正面から取り組む誠実さ、すべてを直視する勇気、そしてなにがあっ…

人よりも優れている?

昨日飲み会で思ったこと。 人間どこかで人よりも優位に立ちたくなるものだけど、どんなに自分が立派だと主張しても、どんなに特別な存在だと誇示しても、結局そのどちらが優位かっていう線引きは、その人が作っているもの。 自分で境界線を作って、自分で自…

人生という台風

どんなに暴風に吹き荒れる台風でも、台風の目が存在する。それは暴風とセットだ。ある観測点にいればとてつもない突風が吹き、ひどい雨が降っているが、台風の目は同時に存在する。人生も一緒で、どんなに苦境でもそれは台風いう現象の一部であり、台風の目…

『未知』

先日、何人かで『未知』というものについて話す機会があった。何があるかわからないこのご時世、未来をできるだけ安心できるものにしたいと思って生きている人は多いと思う。小さい頃から未来のために何かを詰め込んで、できるだけ安定した職を探し、自分が…