考えることの稼働率
心理的に忙しい人は、常に思考している。
ある考えが浮かぶと思考し、その浮かんだ考えについてまた考え、常に考えることの稼働率が高くて、空き容量が少ない。
インターネットブラウザで、ひたすら新しいタブを開き続けると、動きが重くなるのと似てる。
もっというとそれは自分が主体となって考えている状態ではなく、浮かんでくる考えに、考えさせられている状態だ。
人は考えるという行為で答えがでると思いがちだが、本当にそうなのだろうか。
よく考察してみると、考えるという行為が答えをもたらすというよりも、もっと大元の理屈や言語になる前の部分があるからこそ、それを思考として認知することができる。
あたかも自分がそう考えたように感じるけど、それは完全にそういうわけではない。
だから、考えることだけで答えがでることはないし、その堂々巡りはとても非生産的だし、ネガティブな方向に行ってしまうと、精神的にも肉体的にもとても疲れてしまう。
答えを得ることがゴールだとしたら、考えることは、それに対して確実に向かえるツールではないから。
考えることで答えが確実にでるなら、みんな迷ってないでしょ?笑
それだと片手落ち。一生懸命考えているときより、そこから抜け出たときに、解決の糸口が見つかることのほうが多いように思います。
だから、たまには頭の中をクリーンナップすると、その空いた隙間から、新鮮なインスピレーションが湧いてくるかもね。
今日はそんな話でした。
ではまた!